EOS 6Dを使用中に常々思うこと。フルサイズ一眼レフは重たい!ということでハンドストラップを購入してみたのですが…
ということで、今回はピークデザインのクラッチをご紹介いたします。これを装着すれば、手の負担は軽くなり、カメラ落下の不安から解き放たれると思っていたのです。が、まず結論、この買い物は正直微妙でした。
それでは最初に商品外観から。ピークデザインっぽいパッケージ。ピークデザインです。正面には商品イメージ。いかにもフィット感抜群、取り回し楽チンのように見えます。しかし実際は、手の拘束からボタン類の操作性はダウン。特に、右手親指での操作はかなり制限されます。これが微妙ポイントその1。
さらに手の甲でカメラの質量を支えようとすると、手首の負担がアップします。ハンドストラップですから当たり前かもしれませんが、これが微妙ポイントその2。私の腕の感覚では、ストラップ無しの方が、指や肘で負担のバランスが取れている気がします。
まぁそれは置いておいて、引き続き開封していきます。
先回レビューしたアンカーリンクスと同じくパッケージは蓋が開きます。いま記事を書きながら気づいたのですが、パッケージ右下の直角二等辺三角形の色が変わっています。蓋の開閉で色かわるの?ホントに?
で、蓋の留め具は面ファスナーになっていました。こちらの方が仕様が古いのでしょうか?というのも、この写真で大きく写っていますが、アンカーリンクス部分が旧形状のままです。過去に生産した旧アンカーリンクスが残っているのかもしれません。使いきったらモデルチェンジするのかしないのか。
この商品は箱の天面から開封出来るようになっていました。
内容物は、本体ASSY、巾着袋、予備アンカー、六角レンチ、ステッカー、説明書です。説明書は取り付け手順が図示(写真)されていて、英語が苦手な方でも理解できるようになっています。ピークデザインの商品を購入するたび予備アンカーが溜まっていきます。
それではカメラへ取り付けていきましょう。
今回はこちらのキヤノンEOS 6Dに取り付けます。カメラ本体が約755g、レンズはTAMRON90mmマクロ、通称タムキューで約550g。合計1.3kg強ですが、貧弱な私には非常に重たい。外出時はアンカーリンクスでストラップを装着するため、アンカーがぶら下がった状態。
作業を開始します。
まずは本体ASSYを二つに分けます。ハンドストラップ小指側にアンカーリンクスが縫い付けられていますのでスライドして外します。
カメラ本体をひっくり返します。この三脚を取り付ける穴、正式名称がわかりません。おへそのように見えますが、お尻の穴かもしれません。ここに先ほど取り外した部品を締結します。
付属の六角レンチで作業します。締め付けトルクがわかりませんので(記載されているか確認していませんが)少しビビっていますが、どうせトルクレンチもありませんので勘です。とはいえ、座面がゴムになっていますので、すぐにネジが死んだり、カメラが傷つくことはなさそうです。
で、こちらのプレートはSTANDARD PLATEというピークデザインの商品ラインナップの一つですが、こちらも付属アンカー同様、旧形状のままになっています。互換性の面では新形状と同等以上(新形状は一部の旧製品とアンマッチ)とのことです。ただこのクラッチ単品で見た場合には、出っ張り感が大きく邪魔です。アルカスイス互換になっている代わりに、ねじ込み式の三脚への取り付け不可になります。
これでプレート側の装着が完了しました。次にパッド側を取り付けていきます。
パッドを装着する前に、現在結んでいるアンカーを取り外します。と言っても解くだけですが。
片手で作業できるくらいに楽チン。この楽チンさが、多くの人を魅了してやまないピークデザインの真骨頂と言えますね。
準備ができました。
人差し指側の帯を通していきます。思った以上にするりと通すことができました。左右のクリアランスですが、6Dにはちょうどよいサイズ感です。ここって規格があるの?
先端を折り返して金具に引っ掛けます。金具の先端がカラビナ状になっており、奥まで挿入するとロックするようになっています。
これでパッド側が装着でき、付属部品すべてがカメラに取り付けられた状態です。ここまで所要時間5分。妻が帰宅する前に速やかに作業完了。パッケージは細かく千切り、生ゴミとペットの糞を捨てるゴミ箱の奥に廃却(隠蔽)しました。
次が最後の工程です。
底面に締結したプレートのアンカーと、パッド側のアンカーリンクスを嵌合させます。溝に合わせて引っ張るだけです。
先端がパチっと噛み合い、これで完成。この見た目の情報量の多さが、男の子の心を掻き立てます。
それでは全体を見ていきます。
パッド面は柔らかく、手にやさしい感触です。pdマークのついたベルトを引っ張っていくと、サイズ調整が可能。使用後、手から外す時には、金属フックを上下に動かすだけでベルトを緩めることができます。この手軽さは、ピークデザインらしさ、と言ったところ。ですが、現状のままでは通常のネックストラップと共存できません。
ということで、プレートの空きスペースにアンカーを追加します。なんかちょっと不格好な気がしませんか?ここが微妙ポイントその3。一応アンカーが2個ありますのでストラップを装着できるのですが、どうしてもカメラが斜めになります。これが原因で姿勢が悪くなり背骨が曲がりそう。そんなわけないか。でもこれ実は結構みんな気にしているのではないでしょうか?推測の理由があります。
同じくピークデザインのCUFFという商品、新形状のアンカーリンクスが使用されています。なのにクラッチより安い。こっちの方が売れてるんじゃないの?これなら、カメラの右肩にアンカーを取り付けたまま、ある日はカフ、またある日はネックストラップと、すぐに切り替えることができます。しかもカラーバリエーションまである。もう一度言います、こっちの方が売れてるんじゃないの?
さて、以上がクラッチのレビューでしたが、皆様いかがだったでしょうか?そうですね、クラッチよりもカフを買いましょう。私は、今回のアイテムについて、アルカスイスのプレートと、アンカーの予備を購入したことにします。そして、カフも、買いたい。

ということで、今回はピークデザインのクラッチをご紹介いたします。これを装着すれば、手の負担は軽くなり、カメラ落下の不安から解き放たれると思っていたのです。が、まず結論、この買い物は正直微妙でした。
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パッケージ |
それでは最初に商品外観から。ピークデザインっぽいパッケージ。ピークデザインです。正面には商品イメージ。いかにもフィット感抜群、取り回し楽チンのように見えます。しかし実際は、手の拘束からボタン類の操作性はダウン。特に、右手親指での操作はかなり制限されます。これが微妙ポイントその1。
さらに手の甲でカメラの質量を支えようとすると、手首の負担がアップします。ハンドストラップですから当たり前かもしれませんが、これが微妙ポイントその2。私の腕の感覚では、ストラップ無しの方が、指や肘で負担のバランスが取れている気がします。
まぁそれは置いておいて、引き続き開封していきます。
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やはり開く蓋 |
先回レビューしたアンカーリンクスと同じくパッケージは蓋が開きます。いま記事を書きながら気づいたのですが、パッケージ右下の直角二等辺三角形の色が変わっています。蓋の開閉で色かわるの?ホントに?
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面ファスナー |
で、蓋の留め具は面ファスナーになっていました。こちらの方が仕様が古いのでしょうか?というのも、この写真で大きく写っていますが、アンカーリンクス部分が旧形状のままです。過去に生産した旧アンカーリンクスが残っているのかもしれません。使いきったらモデルチェンジするのかしないのか。
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開封 |
この商品は箱の天面から開封出来るようになっていました。
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内容物 |
内容物は、本体ASSY、巾着袋、予備アンカー、六角レンチ、ステッカー、説明書です。説明書は取り付け手順が図示(写真)されていて、英語が苦手な方でも理解できるようになっています。ピークデザインの商品を購入するたび予備アンカーが溜まっていきます。
それではカメラへ取り付けていきましょう。
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EOS 6D |
今回はこちらのキヤノンEOS 6Dに取り付けます。カメラ本体が約755g、レンズはTAMRON90mmマクロ、通称タムキューで約550g。合計1.3kg強ですが、貧弱な私には非常に重たい。外出時はアンカーリンクスでストラップを装着するため、アンカーがぶら下がった状態。
作業を開始します。
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切り離す |
まずは本体ASSYを二つに分けます。ハンドストラップ小指側にアンカーリンクスが縫い付けられていますのでスライドして外します。
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カメラのおへそ |
カメラ本体をひっくり返します。この三脚を取り付ける穴、正式名称がわかりません。おへそのように見えますが、お尻の穴かもしれません。ここに先ほど取り外した部品を締結します。
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締結中 |
付属の六角レンチで作業します。締め付けトルクがわかりませんので(記載されているか確認していませんが)少しビビっていますが、どうせトルクレンチもありませんので勘です。とはいえ、座面がゴムになっていますので、すぐにネジが死んだり、カメラが傷つくことはなさそうです。
で、こちらのプレートはSTANDARD PLATEというピークデザインの商品ラインナップの一つですが、こちらも付属アンカー同様、旧形状のままになっています。互換性の面では新形状と同等以上(新形状は一部の旧製品とアンマッチ)とのことです。ただこのクラッチ単品で見た場合には、出っ張り感が大きく邪魔です。アルカスイス互換になっている代わりに、ねじ込み式の三脚への取り付け不可になります。
これでプレート側の装着が完了しました。次にパッド側を取り付けていきます。
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カメラの右肩 |
パッドを装着する前に、現在結んでいるアンカーを取り外します。と言っても解くだけですが。
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ポロリ |
片手で作業できるくらいに楽チン。この楽チンさが、多くの人を魅了してやまないピークデザインの真骨頂と言えますね。
準備ができました。
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挿入 |
人差し指側の帯を通していきます。思った以上にするりと通すことができました。左右のクリアランスですが、6Dにはちょうどよいサイズ感です。ここって規格があるの?
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引っ掛けるだけ |
先端を折り返して金具に引っ掛けます。金具の先端がカラビナ状になっており、奥まで挿入するとロックするようになっています。
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ロック |
これでパッド側が装着でき、付属部品すべてがカメラに取り付けられた状態です。ここまで所要時間5分。妻が帰宅する前に速やかに作業完了。パッケージは細かく千切り、生ゴミとペットの糞を捨てるゴミ箱の奥に廃却(隠蔽)しました。
次が最後の工程です。
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アンカーリンクス |
底面に締結したプレートのアンカーと、パッド側のアンカーリンクスを嵌合させます。溝に合わせて引っ張るだけです。
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スライドし完成 |
先端がパチっと噛み合い、これで完成。この見た目の情報量の多さが、男の子の心を掻き立てます。
それでは全体を見ていきます。
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完成状態 |
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側面 |
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正面 |
パッド面は柔らかく、手にやさしい感触です。pdマークのついたベルトを引っ張っていくと、サイズ調整が可能。使用後、手から外す時には、金属フックを上下に動かすだけでベルトを緩めることができます。この手軽さは、ピークデザインらしさ、と言ったところ。ですが、現状のままでは通常のネックストラップと共存できません。
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アンカーを追加 |
ということで、プレートの空きスペースにアンカーを追加します。なんかちょっと不格好な気がしませんか?ここが微妙ポイントその3。一応アンカーが2個ありますのでストラップを装着できるのですが、どうしてもカメラが斜めになります。これが原因で姿勢が悪くなり背骨が曲がりそう。そんなわけないか。でもこれ実は結構みんな気にしているのではないでしょうか?推測の理由があります。
同じくピークデザインのCUFFという商品、新形状のアンカーリンクスが使用されています。なのにクラッチより安い。こっちの方が売れてるんじゃないの?これなら、カメラの右肩にアンカーを取り付けたまま、ある日はカフ、またある日はネックストラップと、すぐに切り替えることができます。しかもカラーバリエーションまである。もう一度言います、こっちの方が売れてるんじゃないの?
さて、以上がクラッチのレビューでしたが、皆様いかがだったでしょうか?そうですね、クラッチよりもカフを買いましょう。私は、今回のアイテムについて、アルカスイスのプレートと、アンカーの予備を購入したことにします。そして、カフも、買いたい。
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