少し前からちらほら耳にする機会が増えたような、KenkoブラックミストNo.1というソフトフィルター。後発のブラックミストNo.05もラインナップに加わり、その人気のほどが伺えます。
装着
Kenko BLACK MIST No.1 |
いつものパッケージです。最近ずっと中古フィルターばかり買っていたので、ケースに入っている姿を久しぶりにみました。
Kenko PRO1D |
外出用の単焦点一本縛りで35mm F1.4をメインで使用しています。保護フィルターとしてKenko PRO1Dを装着していました。定番アイテムですね。
Kenko BLACK MIST No.1 |
BLACK MIST No.1を装着しました。PRO1Dと比べてモヤがかかったようにも見えます。ブラックミストNo.1はそのフィルター効果のため、1/3段暗くなるそうです。ただ私の感覚だと、1/3段の影響を撮影中に感じることはありませんので、付けっぱなしにしています。
作例
阪九フェリー内部にて EOS 6D 35mm F8.0 1/160秒 ISO12800 |
まずは屋内での例です。光源が拡散するので、シャンデリアがより幻想的に写っています。一方、画面右側は、製品の特徴である、他のソフトフィルターのように白くなってしまわないという性質がよく出ています。(絞り優先モードで1段ハイキーに撮影。)
会社寮の階段照明 EOS 6D 35mm F16 1.3秒 ISO3200 |
同じく光源の話ですが、光芒が出づらくなるという特徴があります。使用しているEF35mm F1.4L USMは8本の光芒が出るレンズですが、光源が膨らんでいるので、わかりづらくなっています。夜景を撮影する場合は、個人的にはブラックミストは使用しないと思います。
豊川稲荷 EOS 6D F8.0 1/100秒 ISO1000 |
晴天の日中、屋外で撮影する場合、逆光になると、空が膨張して独特の雰囲気になります。好みや狙いに応じて使い分けると良さそうです。
香嵐渓 鮎の焼きおにぎりと豚汁 EOS 6D F5.6 1/100秒 ISO400 |
日中でも日陰に入るとブラックミストの特徴は現れなくなります。フィルターを付けっぱなしの状態で、料理などソフト効果を必要としていないシーンも、そのまま撮影することができます。
最後に
いかがだったでしょうか?写真がグッと印象的な仕上がりに変化するブラックミストNo.1。ぜひ皆さんもゲットして使ってみてください。ポートレート撮影にも持ってこいらしいですよ!では、良いカメラライフを!
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